独立行政法人国際協力機構が発行する 「アフリカ・TICADボンド」への投資について

当社は、このたび、独立行政法人国際協力機構(理事長:田中明彦、以下「JICA」)が発行する「アフリカ・TICADボンド(サステナビリティボンド)」への投資を決定しましたので、お知らせします。 

JICAは開発途上国の持続的な社会経済発展を支援する政府開発援助(ODA)の一元的な実施機関であり、JICAが発行する債券(JICA債)によって調達された資金は、全額がJICAの実施する有償資金協力事業に充てられます。 

今回の「アフリカ・TICADボンド(サステナビリティボンド)」は、2025年8月20日~22日に横浜において開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)を契機として発行されたもので、アフリカ向け新規または承諾済みの有償資金協力事業に活用されます。 

また、「サステナビリティボンド」とは、調達資金の使途が、環境改善効果があること(グリーン性)及び、社会的課題の解決に資するものであること(ソーシャル性)の双方を有する債券です。JICAのサステナビリティボンドは、独立した第三者機関であるMoody’sより、国際資本市場協会(International Capital Market Association: ICMA)が定義するサステナビリティボンドの特性に従った債券である旨のセカンドパーティーオピニオンを付与されています(石炭を燃料とする発電所施設の新設・改修等に関する事業への出融資は、JICAのサステナビリティボンドの資金使途から除外されています。)。 

当社は、今後も適切なリスク管理のもと、本債券をはじめとしたESG債への投資を行うことで、持続可能な社会の実現に向けた社会的使命・役割を果たしてまいります。   

<本債券の概要>

  • 債券名 : 第83回 国際協力機構債券
  • 年限  : 3年(2028年6月20日償還)
  • 発行日 : 2025年8月20日