2025年9月2日から3日にかけて、JICA「カンボジア国シハヌークビル港コンテナターミナル経営・技術向上プロジェクト フェーズ3」の一環(訪日研修)として来日したシハヌークビル港湾公社(PAS)のメンバー10名の訪問を歓迎しました。今回の訪問は、2023年に続き2回目となります。
9月2日は、YPC常務取締役の曽我から歓迎の意を伝えた後、担当者より横浜港における「グリーンポート形成に向けた取組み」について紹介しました。その後、東京汽船株式会社、横浜はしけ運送事業協同組合にご協力いただき、それぞれの活動についてご紹介いただきました。
2日目の9月3日には、本牧A突堤にて横浜清港会の清掃船、横浜はしけ運送事業協同組合のグリーンシップを見学しました。また、本牧BCコンテナターミナルでは鈴江コーポレーション株式会社から効率的なターミナル運営や遠隔操作RTG、CONPAS(コンパス)試験運用についてご説明いただくとともに、ターミナルの視察を行いました。
<シハヌークビル港について>
シハヌークビル港ではコンテナ取扱量が急増しており、2024年には100万TEUを達成、その後も前年比20%を超える貨物量の増加を記録しています。現在、新ターミナル(2027年供用開始予定)の整備を進めている一方で、その完成までの間は既存ターミナルの効率化及び処理能力の向上が喫緊の課題となっています。また、ゲート前の混雑緩和やターミナルの脱炭素化、海上ごみ対策等について取組んでいます。












