大黒ふ頭

着工1971(昭和46)年
完成1990(平成2)年
ふ頭面積322.0ha

大黒ふ頭は、海上出入貨物の増加やコンテナ化等に対応するため、1971(昭和46)年から1990(平成2)年にかけて埋立整備した横浜港初の本格的な島式ふ頭です。

現在、大黒ふ頭は「東日本最大の自動車取扱拠点」としての利用が進んでいます。背後圏には完成自動車の生産拠点を数多く抱えるとともに、自動車専用船の輸出航路もアジア・豪州・北米・アフリカ・南米向けと多岐に渡っており、大黒ふ頭での完成自動車の取扱いが横浜港の国際競争力強化に大きく貢献しています。

大黒ふ頭では、これまでに自動車貨物取扱機能を強化するため、コンテナターミナルから自動車ターミナルへの機能転換やP-3・T-3〜8バースの再整備工事が行われており、その結果、2022(令和4)年には、11 隻の大型自動車専用船の同時着岸が可能となりました。

また、東日本で最初の総合保税地域(FAZ)に認定され1996(平成8)年8 月にオープンした「横浜港流通センター(Y-CC)」(延床面積約32 万㎡)は、国内最大級の物流施設であり、首都圏における一大流通拠点として、横浜港の物流機能の強化とみなと経済の活性化に大きな役割を果たしています。

自動車ターミナル 計 6

施設名借受者岸壁延長(m)面積(m2)水深(m)エプロン幅(m)
C-1号株式会社日新300105,0001240
C-2号株式会社日新
丸全昭和運輸株式会社
株式会社日本運搬社
300105,0001240
C-3号日本郵船株式会社350140,2001540
C-4号川崎汽船株式会社
株式会社ダイトーコーポレーション
350153,5001540
T-1・2号(公共利用)480
(240×2)
1220

コンテナターミナル 計 1

施設名借受者岸壁延長(m)面積(m2)水深(m)クレーン(基)
T-9三井倉庫株式会社24084,400122

在来船バース 計 17

ライナーターミナル

施設名借受者岸壁延長(m)面積(m2)水深(m)エプロン幅(m)
L-1号鈴江コーポレーション株式会社
澁澤倉庫株式会社
20018,0001020
L-2号株式会社日新
丸全昭和運輸株式会社
20018,0001020
L-3号三菱倉庫株式会社
株式会社三協
20018,0001020
L-4号山九株式会社
株式会社上組
20018,0001020
L-5号株式会社宇徳
株式会社日新
20018,0001220
L-6号三井倉庫株式会社
株式会社住友倉庫
20018,0001220
L-7号相模運輸倉庫株式会社
京濱港運株式会社
20018,0001220
L-8号日本通運株式会社
楠原輸送株式会社
京濱港運株式会社
20018,0001220

在来船バース

施設名借受者岸壁延長(m)面積(m2)水深(m)エプロン幅(m)
T-3~8号(公共施設)1,110
(185×6)
1120
P-1・2(公共施設)260
(130×2)
7.520
P-3・4(公共施設)290
(290×1)
1220

物揚場、上屋、荷さばき用地

施設名施設数概要
上屋7棟(鉄鋼上屋を含む)有効面積:19,850m2
在来貨物ターミナル用地9ヶ所39,393m2
荷さばき地18ヶ所428,698m2
物揚場4ヶ所総延長:1,700m
幅:15m
水深:4.5m