国際港湾協会(IAPH)技術委員会(計画・運営・財務委員会)をハンブルクにて開催

2024年10月7日、IAPH技術委員会(計画・運営・財務委員会)がIAPH世界港湾会議2024(ドイツ ハンブルク)の開催に合わせて開かれ、委員長を務める当社理事の元野がモデレーターを務めた。
同委員会では、以下の2つをテーマにした研究が進んでおり、今回は各担当より成果の経過報告が行われた。

【テーマⅠ】PPPによる港湾経済への悪影響を回避する方法
【テーマⅡ】陳腐化したターミナルの機能転換における好事例

テーマⅠでは、一般財団法人国際臨海開発研究センター(OCDI)の吉見首席研究員、尾崎主任研究員(YPCより出向)、Development Bank of Southern Africa (DBSA)のMs. Vilosh Naidooが研究成果を報告し、アドバイザーである加藤浩徳 東京大学教授(社会基盤学専攻)がコメントを述べた。
テーマⅡでは、当社(YPC)技術部部長代理の芝崎が、横浜港や国内外の港湾における好事例について報告するとともに、ハンブルク港湾公社のMr. Christoph Detteがハンブルク港の好事例について紹介した。

同委員会の活動は今後も継続され、2025年10月のIAPH世界港湾会議(神戸)に合わせて会合が開かれる予定である。